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42というと何故か「ラジオ球」というイメージで、オーディオ・マニアの中には駄球扱いされる方もおられるのですが、42はパラ・プッシュプル・アンプで有名なオルソン・アンプで使用された6F6と全く同じ特性のST管です。
使用した出力トランスは春日無線のOUT-54B-57です。このトランスはケース無しのトランスですが、オリエント・コアを使用した、とてもクリヤーな音を出してくれるトランスです。特に中域はバランスが良く、高域に伸びがあるのが特徴だと思います。今回は、トランスカバーとして、透明のプラスチック製のキューブ・ケースを黒のスプレーで塗装したものを被せてみました。(固定はしていません)
回路ですが、6Z-DH3Aを初段とした2段アンプです。使用した電源トランスのB電源の容量がDC80mA用なので、42のプレート電圧を少し下げ、電流も少なくしているので出力は2W位ですが、42の動作を軽くしているので古い球のためには良いと思います。
電源部ですが山水のPT-80Bは、B電源部がブリッジ整流用のため、シリコン・ダイオードと整流管併用による全波(ブリッジ)整流としています。整流管は80ですが、今回使用したのはST管タイプではなく5Y3と同じGT管タイプで、足は4本のUXという珍しいGE製の80です。ST管の80(80KでもOK)に挿し替えると、オールST管アンプになります。
また、この回路定数のままで42の弟のような少し小型の出力管41がそのまま挿し替えできます。挿し替えても各部の電圧は、ほとんど同じです。(41のバイアスのほうがやや深い程度)
なお、このアンプには音量調整用のボリュームは付いていません。プリ・アンプ(コントロール・アンプ)等と併用して下さい。
真空管はGEの80は、新品同様ですが、42と、6Z-DH3Aは古い品のため、42と、6Z-DH3Aについては、同じですが予備球(4枚目写真)を付け、各3本を同梱します。
追記:電源コードの手持ちがなくなりましたので、コネクター(新品)を同梱しますので、お手数でも電源コードを半田付けしてご使用ください。
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